オフィスのIT化も、ものすごいスピードで進んでいますよね。
私が社会人になってから、すさまじい勢いでIT化していきました。
15年ほど前、役所の臨時職員をしていた時は、各部署に1台ずつしかパソコンがなくて、黒い画面に緑色の機械的な文字が並んでいるという、その時代の典型的なデスクトップパソコンでした。
それも、使うことはほとんどありませんでした。
その後、別の会社に就職しました。
その職場でも、各部署にパソコンが1台あればいいほうでした。
「誰も使ってないな」ということを確認しながら「パソコン使いまーす」と一応、声かけをして使用する、という感じでした。
その頃は、パソコンを使ってのデータ処理事務がだんだん多くなってきていたので、さすがに、ちょっと不便になりつつありました。
でも、10年ほど前から、1人に1台、パソコンがわたるようになりました。
それを聞いた当時、「えー!そんなことってあるの?」という感覚でした。
若い社員はすぐに慣れましたが、お年を召した上司の皆様は大変だったと思います。
移行期間というものがなく、本社で若手が研修を受けたことを我が事務所に持ち帰って、仕事の新しい処理の仕方を伝えるのが間に合うか間に合わないかというタイミングで、新システムが稼働してしまいました。
正直、全ての業務の社員が呆然としてしまって、仕事がいったんストップしてしまいました。
でも、1ヶ月もたつと、流れがだんだんとわかってきて、その便利さにも頼ることができるようになっていきました。
今では当たり前になっているパソコンですが、当初はこんなこともあったんですよ。
懐かしい思い出です。